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今なぜ炊飯器が観光客に売れるのか?3つの理由

実は今、日本に来る中国人観光客の間で、大流行になっているものがあるのはご存知だろうか?

単刀直入に言おう「炊飯器」である。

結論から言うと、「日本のお米に関心があり、それをさらに美味しく食べるため」といえる。なぜそんなに日本のお米に関心があるのか。3つの理由を見れば、何かヒントになることもあるに違いない。

 

 

 

1つ目の理由「日本食=健康」

1つ目の理由は、健康のことを真剣に考える人が急増している中国では、今最も注目されているのがお米を主食とした「日本型食生活」であるということ。麦やイモを主食とする国が多くある中で、お米を主食とする国の代表に挙げられることも多く、稲がよく育つ気候にとても恵まれた日本。中国人観光客が、その日本を調べれば調べるほど、魅力を感じてしまうことが多いのも頷ける。お米はそもそも、魚や野菜との組み合わせがしやすく、栄養のバランスが優れていると中国国内でも高く評価されており、日常の健康食としても、家庭に取り入れたいと、捉え方が見直されている食品のひとつでもあると言える。中国には新鮮な空気が缶詰になって売っている。汚染問題が広がっていった中国には、それだけ健康のことを気にする人が増えたということであろう。

そんな風潮になったからこそ、「安心・安全」を謳う日本食は、まさに旅行客にとってのご褒美といえる。それが、中国に帰国した後も食べられるなら、もっと良い!と炊飯器を持ち帰るのである。

 


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2つ目の理由「日本食=ブランド思考」

2つ目の理由は、ブランド思考の中国人達の贅沢のひとつになっているということ。日本のお米をオンラインショッピングで購入している人が増えてきているそうだ。また、食料の汚染問題の脱却のために中国の農林水産省は日本からお米を大量輸入した。

ちなみに、中国での日本のお米の価格は、1kg74元(日本円で言うと約1400円)という驚きの価格。中国のお米の価格は1kgわずか7.5元(日本円で言うと約140円)という10倍の差がある。それなのに日本のお米を買ってしまうのは、1つ目の理由にある健康や安全もさることながら、そのお米を食べているというVIP感も感じずにはいられないはず。

中国で今まさに日本米自体がブームになりそうなタイミングで、「炊飯器もやはり日本製に限る」という賢明な観光客の選択肢ともいえる。

 

 

 

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3つ目の理由「日本食=超・美味しい」

3つ目の理由は、とにかく美味い!と絶賛されているということ。私たち日本人に一番身近な食品である日本のお米は、中国人はそもそも食べないものであった。一部地域をのぞくが、中国人の主食はお米ではなく、小麦などが中心である。つまり、食文化自体を変え、安全性の面でも、健康の面でも良質と判断されたお米を選んだ。

そして、実際に日本のお米を食べた人が美味しい!と実感したことが全てである。どんなに健康に良くても、口に合わず、美味しいと感じなければ、続けたくないと思うのは当然である。日本の炊飯器が人気になったのは、実際に口にしてみて、グルメが納得したということは変わりのない事実だろう。安全や健康に加えて、味も納得。もはや他の選択肢が見つからない。

そんな日本のお米の美味しさをどこまで引き出せるか・・・を数十年もかけて研究してきた日本の炊飯器メーカーが作るその炊飯器。いまや最もグローバルな存在であり、日本食、日本米とのコラボレーションでどこまでも成長と広がりをもつことが予想される。

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2015.02.27